人の記憶
物が壊れる時、やはり驚いたり、がっかりしたりするものだよね。人間も肉体的に壊れることがある。でも、それはビジュアルで伝わるものであると「かわいそうに」とか「大変ですね」といったことになる。でも、もし人が人の記憶によって壊れる場合、外見は普通である。それは前者よりも難しく、治しにくいものである。人は記憶によって壊れることがある。トラウマですね。不意に人の幸せが奪われた時、自分の言動とは関わりも無く痛めつけられた時、信じていた人に裏切られた時、まだまだ沢山ある。しかし、記憶というものは消そうと思っても消せなく、証明したくても映画のように再現できるものでもない。感じたり、匂ったり、触ったり出来るのはその”人”だけだから。
そんな人の痛みを完全に感じることは不可能である、が、汲み取ることは出来るわけで、それを必死で助けたいと思う気持ちが、愛ではないかと思ったりもする。恋愛とは違うレベルの愛である。
しかし、当の本人がそれを愛だとか、思いやりだとかというものだと気付くのには難しいわけだな。だって、その”人”の記憶のなかで何かが壊されたから。しかし、人間は素晴らしいもので、また素晴らしい、やさしい人間達に出会い、長い時間を越えてそれを克服できるかもしれないから。なんて素敵なんだろうと思う。
Labels: Life

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1:05 PM
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